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なぜ音楽なのか

一体なぜ音楽をやっているのかと自問自答をよくする。

 

 

すごいかっこいい曲を作って演奏して叫びたいとか、

すごいライブをして、一体感を感じたいとか、

すごいかっこいいアルバムを作りたいとか思う。

 

 

けど、それゆえに苦悩も多かったりし、音楽を好きでなければもっと楽に生きていけるのかもなーとか思ったりもする。

 

それでもバンドがしたいのは、音楽をやっているときが一番自由を感じることができるからだと思うんだよねー

 

 

 

 

なぜ音楽で自由を感じれるのか

そもそも自由とは何なのか。

 

自由というものにおいて詳しく学んだわけではないが、カントの考え方はすごく納得がいった。

 

私の解釈では、自分の決めたことをするのが自由であるということ。

 

例えば、腹が減ったから食べたいだけ食べるとか

    寝たいから寝るとか、

    遊びたいから遊ぶ

    やりたいからやるといのは、欲望の奴隷になっているだけで、

 

自分の意思での行動ではない。

勉強しなければならないのに、ついマンガを読んでしまった。

 

というようなことは、自由ではない。本当は勉強したほうがいいのに、誘惑に負けたのである。

これは欲望に支配され、自由ではない。

 

すごいかっこいい曲を作って演奏して、叫びたいとか、

すごいライブをして、一体感を感じたいとか、

すごいかっこいいアルバムを作りたいとか思う。

 

 

なので、音楽をすることが私にとって自由なのである。

 

 

また、エレキギターというのはロボットとか、ガンツのスーツ着てるみたいな感じなんだよね。

ロボットとか操縦したら、ちょっとレバーを倒せばビルとか破壊できるくらいのパンチがだせたり、普段の自分の力の何倍も出せたりする。

 

私にとってそれはエレキギターで、アンプにつないでちょっとボリュームをひねって、鳴らせば、

恐ろしいほどの爆音がでるわけで、さらにゲインを回せば歪みをかけることができる。

これほどの破壊力を振り回すってのは気持ちいいわけで、そんな力で自分のやりたい音楽を鳴らし、

不満や思いを言葉にして、音楽にのせて叫ぶってのはサイコーに自由を感じるわけですね。

そしてそういう思いをのせられるのが、ロックなんだよね、反社会的なところとか、パンクもそーだけど

 

爆音で歪むってのがいいねー。

あーライブがしたい。