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人生のベストアルバム10

人生のベストアルバム10

これまで音楽をするにあたり影響を受けた音楽は多くあるが、

その中でも勝手に自分のベスト10をつけようじゃないか


ということで


第1位
なんといってもNIRVANAのIN UETEROだろう
たぶん一番聴いたんじゃないだろうか、何回も何回も

このアルバムの曲ではないが、ベッドに寝転んで初めてNIRVANAのsmells like teen
spritのイントロからディストーションがかかる瞬間を聞いたとき思わずあまりのカッコよさにベッドから飛び起きるほどの衝撃をうけた


以来NIRVANAの虜となるが、IN UTEROはもうすごい
強烈なオリジナリティ、新しさ、ロックを感じる

破滅的な、コードには表せないような音、ステージ
力強いドラムに、土台を支えるベース

個性的な声に
へヴィ―なリフに破壊的なギターソロ


とくにtourette's

という曲がカッコイイ

そして雑誌のインタビューでカートコバーンは

「俺たちの曲すべてバラードだ」

と言っていたのが印象的で


あんなに激しい曲でシャウトしているが、

彼の心の感傷的なものを表しているんだなと思った

迷うことなく1位だわ

第2位
OasisのDefinitely Maybe

もうこれも名盤だわ、1曲目のRock 'n' Roll Starからたまらないね

みんなで歌えるみんなの歌だね

そして歌詞もすごくいい

代々木の国立競技場に来たときにたまたま、金券ショップに当日定価割れのチケットに出会って急遽見に行けたが、リアム・ギャラガーが、後ろに手を組んで、体を曲げながら歌う姿は最高にロックであんなにカッコイイボーカルは他にはいないんじゃないかってくらい良かった。

演奏もめちゃくちゃうまいし

仕事がつらいときにマンションの屋上で何度もsuper sonicを聴いた

他にも名曲ぞろい

第3位
Arctic monkeysのwhatever people say I am, That's what I am not

ロックリバイバルが盛んだった時期で、the vines , white stripes ,the music,the libertines


などの新人発掘ラッシュが激しかった記憶があるが、それに終止符を打つかのように
現れた印象を勝手に持っている

そして新しい時代を感じたのを覚えている。

今ではインターネットで曲を買うのも当たり前だが、その頃はまだ曲をインターネッ
トで聞くことはあまり主流ではなく、CDを買うかしかなかった。そんななか口コミ
とインターネットで曲を配信し爆発的にヒットし、新しい時代が来たと感じたものだ


曲もなんだかロックにももう新しい感じが無くなって、もう出尽くしたと言われてい
るし、時代はヒップホップとかEDMなのかとか思っていたら、

ギター、ベース、ドラムのロックでこんなにカッコよくできるじゃないか!

とロックの可能性をすごく感じた

アレックスの畳み込むようなメロディーは
もうとにかくカッコイイし、

ドラムとがめちゃくちゃうまい
そしてベースとギターもカッコよくマッチし
ものすごいケミストリーが生まれている


同じような音楽を量産し続けしていくバンドと新しいものを求め変化をしていくバンドと大きく2つに分かれていくが、

Arctic monkeysは後者でそのごどんどん新たな音楽へと進んでいるが、あれだけヒットしてなお新しいものを求めていく姿勢もいい

第4位
Buckcherryのtime bomb

アメリカンハードロックでとにかく上がる
バンドのボーカルとギターがtatooショップで出会い結成というのもアツい

みんなtatooを入れまくっているのだが、最近ボーカルのtatooは入れすぎだろ感が強い

でも

初期のtatoo少ない頃の背中入ったトランプのキングを見たときはむちゃくちゃカッコイイな!と思った。


Tatooって本気すぎると僕みたいなチキン野郎、しかも骨なしクリスピー野郎には刺激強すぎるじゃないですか。

でもボーカルの腹にあるクモのtatooとか、肩のグルグルナルトみたいなやつとかはすごくカッコよくて
tatooのカッコ良さも知った


バスドラが気持ちいダイナミックなアメリカンなドラムとギターリフがめちゃくちゃカッコイイ

ギターソロもメロディアスで、ボーカルのしゃがれ具合といいRockn' Roll

このアルバムの1曲目のfront sideという曲からテンションMAXで最後までイケる
第5位
RadioheadのOK computer

2ndアルバムのBendsもギターがゴリゴリでカッコイイんだが、3rdアルバムのこのOK computerを聴いたときには新しい時代を感じた。

複雑なコード展開と音でトランス状態にされる

常に新しい音楽を作るとともに、音楽の環境も先を行っている


In Rainbowsというアルバムではホームページで突如アルバムをダウンロード販売

しかも値段は

It's up to you


あなたしだい



という買い手に自由に決めさせるというもので


衝撃を受けた


違法ダウンロードが横行していたということと、

RADIOHEADほどの世界的モンスターバンドがダウンロード販売をするというのはレ
コード会社も中間マージンを得られないため死活問題になる

しかし、その分安く提供できるし、音楽の値段に対して考えさせられた

どうせ違法にアップロードされるなら、オフィシャルで「こっちからやってやろう」
という心意気がアツい

英語のホームページを見ながら、海外のサイトにカードでお金払うの怖いなーと思い
ながら、無料でも落とせるが、it's up to you とか言われると逆に払いたくなる。


ただお金もなかったので300円でダウンロードした。

このアルバムはめちゃくちゃ売れた。

バンドの公式な発表によると平均の支払金額は1000円だったそうだ。

話はそれたが、そんな時代を先にいくキッカケになったのが、このOK computerというアルバムだと思う。


それまでのギターロックから新たな方向へ進んだ一枚で、深い海の底にいるような気持ちになり、中毒になる
第6位
Kanye westのthe college dropout

このアルバムに出会うまでHIP HOP?
バンダナしてさらにキャップをナナメにかぶった怖いおにーちゃんが
拳銃ににぎりながら

エビバディ セイホー

とか言ってるやつでしょ


って感じしか分からなかったが、
カニエがオレの心にHIP HOPの乱を起こした。

これは当時バイト先の友達のすごいイケメンがHIPHOPに詳しくて、
新たなジャンルの音楽に触れるいい機会だと思い、HIP HOPのおすすめCDを貸しても
らった。

JAY-Z、Ja Rule、GAME、R. Kelly、Usherなど貸してもらいその中にカニエが入って
いた

そしてこのアルバムを聴いて、オレのHIPがHOPした


そのイケメンに解説してもらったが、R&Bの曲のレコードを早回しして高音にした曲
をサンプリングしてそこにRAPしてたりしてて新しい!

そこから、HIP HOPもいいなーと思うようになり、その後のアルバムlate
registration,
サードアルバムのgraduationの3部作も素晴らしかった。
第7位
The libertinesのup the bracket

こういうブリティッシュロック好きなんだよね
めちゃくちゃな感じ、安っぽいギターの音

なんか演奏はへたくそだけども、それがロックって感じで最高

バンドやってると演奏がうまくならないから、
練習してからじゃないと人様には聞かせられない

とか思うけど、

演奏がうまくなるのを待ってたらヨボヨボになっちまうよ

というジレンマがある


それに対して


見る前に跳べ!

ていう感じがすごくいい


むしろ演奏がうまくなったりしたら面白くなくなるんじゃないかみたいな


そしてピートはドラッグで何回もつかまったり、その他ゴシップだらけで、
あっという間に解散してしまう刹那感。

ロックの偉人は若くして死んでしまうことが多かったが、そんな感じをほうふつさせ
る。


まさに現代のロックスター
しょっぱなから最後まで最高の一枚
第8位
Blankey jet cityのlast dance

メロンソーダとチリドッグ
そいつがあれば生きていけると
思ってるオレはケツの青い
最新型のピストル

D.I.Jのピストルより



もう歌詞とギターがすごいカッコ良すぎる。
ベンジーよくこんなに弾きまくりながら、歌えるなーと思う


しかもラジオでベンジー本人がCDの録音するときも、ライブでもギターソロはアドリブだから、
2度と弾けない

とか言ってて、


マジか!全部即興であんなカッコよく弾けんのかよ!


と衝撃を受けた

そしてライブ盤ってなんか音が良くないし、客に歌わせてボーカルが歌ってない所とかCDで聴いても全然面白くないし

今一つ迫力に欠けるからスタジオでちゃんと録音したものの方がいいと思っていた


が、


3人だけでこんなに分厚い演奏ができるのかってくらいの迫力で

解散が決まった最後のツアーのライブ盤だけに特別な思いもあるとは思うが

スタジオで録音されたものより、ライブ盤の方がいい!!と思うほどいい

また最後のMCからのbaby babyという曲がたまらない!

第9位
Asian kung-fu generation のマジックディスク

アジカンは結構好きで聴いているし、ライブも行っている。
アジカンの何が良いって、アルバムを出すごとにレベルが上がってる感じがする。

バンドとしても成長しているところもとても良い
そして、歌詞も歳を重ねるごとに意味や訴えることが出ていて、それをうまく表現し、音に乗せてるところがとてもいい

そしてほとんど歌詞に英語を使わないというところにもかなり好感をもっている。
世界に発信したいから英語で歌うとかいうのなら分かるが、そうでもないのに英語を
使うのは僕はどうかと思ってしまうんだよねー
バイリンガルじゃないんだったら、細かいニュアンスなんて外国語では伝えられない
し、伝わってこないし、翻訳された歌詞カードなんてもはや別もんだろって感じだし。

そしてなにより自分の国の言葉に誇りを持って、自分の言葉で歌って欲しいじゃない!!

雨がしとしと
風がふわり
花鳥風月

とか日本独特の外国語にはない美しさがあるんだから!!

とか思ってしまう

話をアルバムに戻そう

数あるアルバムの中でもソルファというアルバムも、初めて聴いたときスゲエ!

と思ったのだが、今回はマジックディスクを挙げることにした。

特に2曲目のマジックディスクという曲がカッコよく、他にも名曲ぞろい
アジカンの一つの到達点に来た作品だと勝手に思っている。

第10位
Bill EvansのWaltz for Debby

これはロックではなくジャズのアルバムでジャズを聴く人なら有名すぎると思うが、
ピアノ、ベース、ドラムのトリオで初めてジャズをカッコイイと思わせてくれたCDだ

有名なジャズのCDも買ってみたが、あとにも先にもこれを超えるジャズアルバムはオレの中にはない

もうピアノもカッコイイし、ウッドベースもドラムと最高にクールである


ベースのスコットラファロはこのライブ録音の11日後に交通事故で亡くなってしまい、彼の最後の演奏となっており、ビルエヴァンスにとって最高の相棒が無くなってしまった感慨深い作品でもある。

やはりそのメンバーでしか出せない音というものがあるよなーと常々思う


例えば
レッドツェッペリンのジミーペイジもドラムのジョンボーナムがいてこそ、いいギターが弾けるように感じる。



そのメンバーでしか出せないケミストリーが爆発するようなバンドってのが最高に
カッコイイし、そうありたいものだと思う



とここまでトップ10までを並べてみたが、絞り込むのが本当に大変だった


ほかにもストロークス、レッチリ、レイジアゲインストザマシーン、椎名林檎、エアロスミス、
ナンバガール、マキシマムザホルモン、スマパン、ミッシェルガンエレファント、イエモン、ジミヘン、、、


他にも何枚ものアルバムを載せられず、10枚なんて選べねーよ!
と勝手に自分で企画して自分でキレていた。

そして勝手にyoutubeのリンクなんて貼っちゃっていいのかよ

とか思ったが、良い音楽を少しでも広めたいし、作る側にも、受け取る側にも良い方向になることを願って貼る




そしてせっかくなのでメンバーにも人生のベストアルバムトップ10をやってもらおうと思い、提案したら、

そんなに音楽聴いてないから10枚もあげられない

映画の方があげられる

とかいう衝撃の発言によって実現せず、、、


いやー音楽って本当にいいもんですね


しかたないので機会があれば次はメンバーの映画論でも書こうかな