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本棚を見ればその人の人格が分かる

本棚を見ればその人の人格が分かる

という言葉がある

これはその通りだと思う、やはり本から得る知識というのは多いし、

考え方にも大きな影響を受ける

幸い本を読むのは好きな方だが、油断するとすぐに

本があふれかえってしまう



そこで大規模な整理をした


すると




出てきた本











『催眠術のかけ方』
~深い世界へようこそ~
 

あ、あやしすぎる、、、
あやしすぎだ、過去のオレよ


だいたい催眠術をかけたいなんてのはろくな理由じゃないだろ
 
 
しかももう一冊

続編
『催眠誘導の極意』
~さらに成功率アップ!瞬間催眠術も~
会った瞬間に催眠術!!
 
お、おい、過去のオレよ、、、、


会った瞬間に人を催眠術にかけようだなんて
お前一体、、、、
 
 
買ったときこの本のレビュー評価がすごい高くて
 
「ここまで載せていいのか、というくらいの極意が載っている。」
「他の本とは次元が違う。」
「プロも使っている。」
 
とにかく評判がいいので買ったのだが、
 
読んでもよくわからないし、読みにくくて、数ページ読んで挫折してしまった。
 
続いて出てきた本
『完全教祖マニュアル』
これまで多くの宗教解説書は存在しているが
どうすれば教祖になれるのかという一番大事なことを書いた本は無かった
これさえあれば多くの人をハッピーにしながら、多大なる尊敬も受ける事ができるのだ
と書いてあり、ヤバイ匂いがプンプンする
しかし、これはめちゃくちゃ面白い
序章ではキミも教祖になろうと教祖の素晴らしさを解き、
具体的に宗教を作るのに必要なことが書かれている
宗教とは何なのかということもよくわかる


「完全パンクマニュアル」

これも名著ですね!!

本当のパンクとは何か

正しいパンクのあり方がよくわかる

世の中には残念ながら「ファッションパンク」と呼ばれる
見た目だけ、恰好だけで、精神が追い付いていないなんちゃってパンクが多い

本当のパンクになるためにはきちんとしたガイドラインが存在し、それをマニュアル
化しており、
とてもよくできていて、たしかのこの通りにすれば本物のパンクになれる名著である

表紙をめくるとすぐに


「ベースでの素振り」の写真で載っており 

それが終わると 

「パンク音頭」 

ヘドが出るほどムカつく 

などの歌詞とともに踊っている写真が載っている 


これは本物のパンクだということが分かる 


パンクとは70年代英国で若者の怒りによって火が付いたもので 
演奏技術よりも感情をとにかく押し出すことが大事で 

セックスピストルズが最大のお手本で 
シドヴィシャスがそうであったように 

楽器が弾けなくてもよい、むしろ弾けない方がパンク 
楽器も安くて、ボロくて、いい音がしない方がパンク 

ベースで客を殴る方法 
レコード会社にすらこびない 

など 

思想から、楽器購入、メンバー、作曲、ライブまで 

パンすの正しいあり方がすべて詰まっている 


もうねオレレベルになると 

こいつ本気でふざけてるな! 

的なものをかぎ分ける力がついてきているんで 

一目でわかりましたね。 

これは本物だわと 

完全HIPHOPマニュアルも同様にアツい
hip hopのうわっつらだけを真似していてもリアルなヒップホッパーにはなれない

ライフスタイルから、魂までリアルでなければならない


と書かれており

外国のヒップホッパーみたいにダボっとした格好を日本人がしてもうわっつらだけ真似しているフェイクであり


日本人である文化に根付いていなくてはならない


というのだ


日本人の文化に根付き、なおかつダボダボした服装それは

「直衣(のうし)」


確かにこれは日本の文化であり、ダボっとしており、日本のヒップホッパーのあるべき姿ではないだろうか




またヒップホッパーは

「己のヤバすぎるスキルでこんなに稼いだんだぞ」

とアピールするため金ピカのアクセサリーの名前を入れている




しかし、日本人がこれを真似して 

金ピカのアクセサリーに 


「もりた」 


とか名前を入れてもダサい 



そこでリアルになるために持つべきものがこれ
位牌


これならば日本人が持ち歩いていても違和感は無いし、


戒名というホーリーネームで書かれておりリアルである



というのだ


日本人は和歌とか読んでおり、韻を踏んだりしていたから、ヒップホップとはつながりを感じずにはいられない


どうしても、ロックとか、ヒップホップとかクラシックもそうであろうが、もともと西欧のものであり、それをやるとどうしても真似というか、2番煎じな気がしてしまっていた。

日本人なら日本の音楽をしなけば、いけないのでないか、三味線とか演歌とか、、、

とおもっていたのだが、コレならば日本の文化でもあるし


日本人でもリアルなヒップホッパーになれるわ


と感動した一冊








続いて食品の裏側について語られるこの本



元食品添加物業者のセールスマンが

ドロドロのクズ肉をミンチにし添加物で色を付け、量を増やし安くて美味しいミートボールを作っていた。

しかし、あるとき自分の家の食卓にそれが並び、娘が食べようとしたところ、思わず止めてしまった。


そこから、会社を辞め食費添加物についての講演や、執筆を始めたという。

ラーメンのトンコツスープなんかも

白い粉を水に溶かすだけ作れるらしい

ちなみに

明太子
漬物
練り物、ハム、ソーセージ

ダントツで添加物が使われているらしい




これを読み、良いのか悪いのか


市販のミートボールが食えなくなった、、、、

「いちばん危険なトイレと一番の星空」

これも名作

七年半かけ自転車で世界一周した中で

世界一

メシがうまい、マズイ

美人が多い国

怖い場所


など筆者の世界一がかかれているがメチャクチャ面白い


トイレなんかも、そんなトイレあるのかよ!

という驚き



印象的なのはメキシコでのタコス


南米での生水はヤバイので


水洗いされた真っ赤なトマト、レタスに警戒するが、

その魅力に勝てず思い切って食べると

ギュッと味の凝縮した真っ赤なトマトに、シャキッとした食感

溢れんばかりのひき肉の肉汁と、辛さがあいまって絶品らしい

また、


一番うまいスイーツはチェーというベトナムのあんみつのようなもので

あずきやだんごやゼリーなど多い店では20種類具のバリーションがあるらしく

好きなものをチョイスしココナッツミルクをかけ、最後にかち割り氷をのせるらしくこれもまた絶品らしい


いつか、食べたい!





「ウケる技術」

ウケるために必要な事を分析し、体系化


普段の会話でもウケることが出来るようになる本


ウケるための技術が細かく載っている




読み物としても面白い













続いてラブ理論
恋愛というジャンルにおいてこれほど具体的に書かれた実用書ないのではないだろうか


そして本文の前前書きからアツい


以下抜粋


はじめに

結論から言うと、今からお前をトム・クルーズよりもモテる男に育て上げることになる。

もしお前が「別にいいっス」と首を横に振ったとしても、その瞬間、お前の顔面に強烈な一撃を食らわせ、「打倒!トム・クルーズ」の旗印を掲げるまで、俺はお前を永久に張り倒し続けるだろう。



というのっけからの著者のアツさが伺える


色々な理論が展開され、そのどれもが実践的である


例えば、ファッションマグロ理論


ファッションは相手が見るものだから、自分の好みは一切捨て、

気になる女に選んでもらうそれを口実にデートでき、

そのお礼に後日食事に誘うことが出来るし

その時選んでもらった服を着ていけば間違いのないファッションがキマる


というもの、ファッションというのはとても難しいジャンルである


オレも一度服を買いに新宿のとあるデパートの洋服売り場に行った時のことである




店内をみているとイケイケな店員のにーちゃんにいきなり


「こんな真夏にブーツはないでしょ、それにTシャツも小さすぎ、パンツもサイズ合ってないし。コレとコレかった方がいいよ」



と言われ、半泣きでその店を後にした


確かにそうかもしれんが、正直過ぎだろ!

裁判にかけられてなお「それでも地球は回っている」と主張したガリレオかよ!

その時オレは他の店で


「今はタイトに着るのがトレンドなんで」

「下はゆるめのAラインがいいです」

とか言われ

ピッタリのTシャツにダボっとしたGパン、ブーツを履いていた


ファッションなんて、もう何が正しいのか分からない


と思っていたが、あの時この理論と出会っていればと思った



他にも

ミスターチルドレン理論

ミスチルのコンサートチケットを2枚購入しSNSなどで

「一緒に行く予定だった人が行けなくなったから、行ける人?」

と呼びかければかなり高い確率でデートできる


など必読






最後は


「現実を視よ」
内容は素晴らしく、

柳井正、稲森和夫、本田宗一郎、松下幸之助にしろ偉大な経営者は皆

世の中のため、人のために本当に全力を尽くしており

オレもがんばらねば!的な気になれる


しかし、この本を読んでいたら、知り合いから

アイツ「現実を視よ」とか言う本読んでるよ


確かに現実が見えてないからね

ピッタリだわ!

マジウケる

ジャスティス!!

的な反応をされ

そういった意味でも現実が見れた一冊
ふふふ



本棚を見ればその人の人格が分かる



か、、、、、