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夜が明けたら

何にも知りもしないのに

何が正しいと言えるのか

僕らは矛盾を抱えながら

黒いものでも白にする


たいして変わらないだろ

その手の中にあるものが

希望だろうと絶望だろうと

それが日常へと変わっていく


何もかもが嫌な夜は

全てが無くなればいい

世界がどうなろうとも  どうなろうとも関係ない

もう何も感じなくなってる


所詮心を痛めている

自分に酔いしれてるだけ

理想ばかりを追い求めて

目の前のこともできない



何をしたとしても

何も変わらないさ

変える必要もない

取るに足りない塵に同じ


ひどく虚しい夜がきて

誰の言葉も届かない

闇が全てを飲み込んで

君の事も分からない


無力な言葉が響いて

それでも鼓動は続く

この森を歩き続けて

丘に出たら君に何を話そう


夜が明けたら

夜が明けたら